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【米軍基地】社民、普天間の硫黄島移設案取り下げ 火山活動で日常的に地面が隆起、電気・水道などライフライン整備困難等のため

社民党の照屋寛徳衆院議員は23日、党本部で会見し、 米軍普天間飛行場の訓練の移設先としてグアムセットで提起していた 硫黄島(東京都)への移設案を取り下げる考えを表明した。 21、22日の視察の結果、火山活動による日常的な地面の隆起で 滑走路が変形することや水道・電気などライフラインの整備が乏しいなことなどを 理由に挙げた。 週明け以降に開かれる党内の作業部会で正式に取り下げを確認する見通しだ。 照屋氏は同党の山内徳信参院議員とともに現地を訪れ、 島内で訓練する自衛隊から説明を受けた。 会見では (1)滑走路の変形による改修など施設の維持管理費が莫大(ばくだい)になる (2)隆起現象や周辺海域の潮流が激しいため、港湾の設置が不可能 (3)電気、ガス、水道、通信などライフラインの確保が難しい (4)遺骨収集や不発弾処理など戦後処理が完了していない ―などの問題点を挙げた。 さらに、現在でも米軍による硫黄島での訓練が行われているものの、 距離的な問題や天候不良などに米側が不満を持っていると説明。 島の付近に訓練が可能なほかの島がないことも踏まえ、 「生活環境も劣悪。視察後に山内氏と議論した結果、取り下げる結論に達した」と述べた。 硫黄島案を取り下げた後も県外・国外移設を求める姿勢は変えない考えを示し、 「グアムだけではなく、それ以外の場所も基地問題検討委員会で提起があると思う」 と述べ、党として国内の他の地域への移設を提案する可能性を示唆した。
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